狛犬

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2015年6月29日月曜日

<栃木県>那須温泉神社

那須温泉神社は松尾芭蕉、那須与一が参拝したことでも有名な神社です。

那須温泉神社の歴史は古く那須温泉神社の名が初めて見えるのは貞観5年(863年)の「三代実録」で、延喜式(平安時代)神名帳にも上撰されている由緒ある神社です。
延喜式とは延長5年(927年)にまとめられた書巻で、当時のオフィシャルな「官社」に指定された神社の一覧表のことです。

創建は630年の第34代舒明天皇(じょめいてんのう)の平安朝の創建とされている。
聖徳太子が574年 - 622年ですから、いかに古い歴史があるかわかると思います。





平安のゴルゴ13と言われている
那須与一は源平争乱の「屋島、壇ノ浦の合戦」で、平家方の小舟の扇の的を射抜いた、矢の名手です。彼は凱旋の後その神恩の深いことを謝して、大社殿を寄進してその誠を表わしました。その他鏑矢、蟇目矢、征矢、桧扇を奉納しました。三番目の鳥居も余一が奉納したものです。
与一は不幸にして24歳の短命で世を去りましたが、那須氏は代々厚く温泉神社を崇敬して慶長年間に至りました。



松尾芭蕉は元禄2年(1689年)4月19日(新暦6月5日から6月の7日の間)に那須温泉神社に詣でました。
那須余市が平家の扇の的を射抜いたという、矢を拝見したそうです。
現在は拝観することはできませんが、宝物として所蔵していると思います。

那須の古きを訪ねて、パワースポットなどの新しきを知るのもいいかもしれませんね。


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